ローン以外でかかるお金にはどんなものがあるの?
金額が大きく、家を建ててからずっと用意しておきたいものはこちらの2つ
修繕費
固定資産税
修繕費とは家の外壁や水回り、屋根の修理などにかかるお金。
10年ごとに100-150万程度かかると考えておく。
20年で300万貯めておくと安心。
毎月8000-12500円程度積み立てて今後に備えておこう。
固定資産税
金額は土地や建物によって変わる。、
土地2000万、建物1000万の場合、20年で100-200万程度かかる
建物は経年劣化していくため年々価値がさがり固定資産税は減っていくが、土地は、土地価格が上昇すると固定資産税も上昇します。
建物価格については20年でほぼゼロになるとされています。
固定資産税には軽減措置がされていて、土地については敷地内に住宅がある限り無期限。建物については期間が決まっている。
一般住宅の場合は3年間、長期優良住宅の場合は5年間となります。
贈与税
両親や祖父母から援助してもらったときに支払う
1/1から12/31までの一年間で贈与された合計額が110万円以内であれば贈与税は控除される。
2021年12/31までの期間に両親祖父母から住宅取得の資金として援助を受けた場合、一定額までは贈与税は非課税となる。(一般住宅用家屋で700万円、良質な住宅用家屋で1200万円)
消費税
マイホームを購入するときにかかる消費税は建物(建築部分)に発生し、土地部分にはかからない。
諸費用について
物件購入に関する様々な手数料や税金などが発生します。
こちらの金額は、物件価格のおよそ5-8%が目安となります。
主な費用例
測量費用(敷地調査費)
現地の測量にかかる費用。現地の状況や土地の面積によって金額は変わります。(大型分譲地など必要でないことも)
(5-10万円)
地盤調査費用
地盤の硬さや地質を調べるのにかかる費用。地盤改良工事が必要かどうかわかる
(3-10万)
地盤改良費
地盤調査の結果、改良が必要となった場合は地盤改良費がかかります。
地盤の状況や工法によって金額が変わりますが、100万かかったというケースもあります。
水道加入金
新しく水道をひく場合水道加入金を支払わなければならない自治体もあります(東京23区ではこの制度はない)
水道メーターの口径によって金額はかわる(3-40万)
ガスや給排水の引き込み工事
自治体によりますが30-60万の費用がかかるとされています。別途工事費に計上されます
印紙税
土地や建物の売買契約書、住宅ローンで借りるときに金融機関と締結する金銭消費貸借契約書、工事請負契約書を発行するときに必要となる
(1000万-5000万以下=1万円。5000万-1億以下 3万円)2022.3月まで
登録免許税
土地や建物の登記でかかる 固定資産税評価額、借入額などから算出する
(10-20万円)
司法書士報酬
不動産登記を司法書士に依頼したときの費用。
(10-15万円)
不動産取得税
土地や建物など不動産を取得したときにかかる税金、都道府県に納める
(10-20万円)
融資手数料
融資の際に発生する手数料
(2-5万円)
住宅ローン保証料
ローンが返済不可能になった場合に備え、保証会社に支払う。一括払いか金利上乗せか選べる
(30-50万円)
火災保険
30年一括、建物2000万 家財1000万円が一般的 地震保険も検討したい
(15-30万円)
団体信用生命保険
ローン返済中に死亡したり高度障害になった場合に残債を返済してくれる保険
(5-10万円)
契約後に必要な費用
固定資産税 上述。市町村に毎年納める税金。
(5-10万円)
都市計画税 市街化区域にある土地と建物に課税される。市町村に納める。固定資産税と同じく毎年納める必要がある
(0-5万円)
引っ越し費用
荷物や引っ越しの時間帯でも変わってくるが、3人家族で5-10万円ほど。
インテリアの購入
新居で使う家具やインテリアの購入費用。エアコンやカーテンなど全部屋用意すると金額がかなり大きくなります。
地鎮祭や上棟式の費用
家を建てる前に行う地鎮祭や上棟式を実施する場合、そちらの費用もかかります。
(5-10万円)