「戸建てとマンション、どっちが自分に合ってるの?」
人生で一番大きな買い物ともいえるマイホーム選びだからこそ、失敗したくないし、後悔もしたくないですよね。
この記事では、戸建てとマンションそれぞれのメリット・デメリットを比較。費用や維持管理、資産価値、生活スタイルについてどちらが良いのか比べてみました。
どちらにしようかなと考えている方はぜひ読んでみてください
戸建てとマンションどっちがいい?比較7ポイント
①購入価格・初期費用で比較
購入価格や初期費用は、戸建てとマンションでかなり違いがあります。
一般的に、都市部だとマンションの方がコンパクトな分、購入しやすい価格帯の物件も多いですが、同じ立地・広さで比較すると戸建ての方が高くなる傾向です。
また、マンションは頭金以外にも「仲介手数料」「修繕積立基金」など初期費用が意外とかかるのが特徴。
一方で戸建ては土地代が含まれるため、まとまった金額が必要になることが多いですね。
初期費用の比較をざっくり表にすると、以下のようになります。
費用項目 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
購入価格 | やや高め | エリアによっては安い物件も多い |
初期費用 | 土地代+建物代+諸費用 | 頭金+仲介手数料+修繕積立基金+諸費用 |
最近はマンションも高騰しているので、立地や広さ、築年数によって差が激しいです。購入時は物件ごとに見積もりを細かくチェックしましょう。
②毎月の維持費・ランニングコストで比較
購入後にかかる毎月の維持費も、戸建てとマンションで結構違ってきます。
戸建ては主に「固定資産税」や「保険料」、「修繕費」などを自分で管理して積み立てていくイメージです。
マンションの場合は、「管理費」「修繕積立金」「駐車場代」などが毎月発生します。
戸建ては一度に大きな出費が来やすいけど、マンションは毎月コンスタントに出費がある感じですね。
この維持費を表でまとめてみます。
項目 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
固定資産税 | ◯ | ◯ |
火災・地震保険 | ◯ | ◯ |
管理費 | ✕ | ◯(毎月1〜2万円前後) |
修繕積立金 | 自分で積立 | ◯(毎月1〜2万円前後) |
駐車場代 | 敷地内が多い(無料) | 必要な場合は別途 |
長い目で見ると、マンションは毎月の固定出費が多くなりやすいので、ライフプランを立てる時にぜひ注意してくださいね!
個人的には「急な出費が苦手」という方はマンション、「管理を自分でやりたい」という人は戸建てが合いやすい印象です!
③資産価値や売却時の違いで比較
資産価値の面でも、戸建てとマンションでは違いがあります。
戸建ては「土地」に資産価値が残りやすく、建物は年数とともに価値が減りがちです。土地の相場が下がらないエリアなら、資産としても強みになります。
マンションは「建物全体の価値」と「管理状況」「立地」で決まります。
人気エリアや駅近のマンションなら価値が落ちにくいですが、築年数や管理状態で一気に値下がりすることも。
売却時の流れも違っていて、マンションは流動性が高い=売れやすい傾向。戸建ては土地の条件次第なので、郊外エリアはなかなか売れないこともあります。
「将来売るかも…」と考えているなら、流動性や資産価値の動きにも目を向けてみてくださいね
④生活の自由度やプライバシーで比較
生活の自由度やプライバシーの面も、どっちを選ぶか迷うポイントです。
戸建ては「自分の家」なので、例えば庭でバーベキューしたり、リフォームも自由にできるし、好きなペットもOKですよね。隣家との距離があればプライバシーも保ちやすいです。
マンションは共有部分も多く、ご近所付き合いや管理規約の制限もあります。リフォームも大規模なものはできなかったり、ペットも種類や頭数に制限があることが多いですね。
「自分だけの空間が欲しい!」という人は戸建て、「利便性や気軽さ」を重視するならマンションの方が合うかもしれません。
とはいえ、最近はマンションでも防音性が高かったり、プライバシーを配慮した設計も増えてます!
家族構成や生活スタイルで選び分けるのがおすすめです!
⑤セキュリティ・防犯性で比較
セキュリティ面も重要ですよね。
マンションはオートロックや防犯カメラ、管理人がいるなど、もともと防犯性が高い作りになってます。女性の一人暮らしや小さな子どもがいる家庭にも安心感があります。
戸建ては「自分で防犯対策をする」必要があるので、セキュリティ機器を設置したり、戸締りを徹底したりが必須です。
防犯を重視するならマンション有利ですが、戸建てでも例えば家の周りに砂利をひいたり、防犯カメラをつけたりなど、最新の防犯グッズを活用することはできます。
「自分で対策したい派」なのか、「お任せしたい派」なのかも考えて選んでみてください!
⑥管理・メンテナンスの手間で比較
管理やメンテナンスの手間も、実はかなり差が出ます。
マンションは管理会社が共用部分の掃除や修繕もやってくれるし、トラブル対応もお任せできてラクです。部屋の中だけ自分で管理すればOK!
戸建ては、家も庭も全部自分でメンテナンスが必要なので、草むしりや外壁の修繕、設備の交換など全部自分たちでやるまたは手配しないといけません。
忙しい人、手間をかけたくない人にはマンションが人気です。DIY好きなら戸建てでこだわるのもアリですね!
⑦災害リスクや耐震性で比較
最後に、意外と見落とされがちな災害リスクや耐震性も大事なポイント。
マンションは新しい物件ほど耐震・耐火基準がしっかりしています。
高層階だと水害や浸水の心配も少ないですが、停電時のエレベーター停止などは注意。
戸建ては建てる土地によってリスクが大きく変わります。
ハザードマップや地盤調査を必ず確認しましょう。自分で非常用電源を備えたり、対策の自由度が高いのも戸建ての特徴。
災害が心配なエリアならマンションの方が安心感があることも多いですし、土地にこだわれば戸建てでもしっかり安全な暮らしができます。
戸建てのメリットについて
戸建てのメリット
- 建物も土地も自分の資産になる
- 庭もつけられる(ガーデニングも楽しめる)
- 駐車場や管理費など毎月支払い不要
- 騒音など気になりにくい
- リフォームやメンテナンスy繕など自由にできる
- ペットも飼いやすい
- 窓が多いので採光や通風に有利
①土地が自分の資産になる
戸建て最大のメリットは、やっぱり「土地が自分のものになる」点です!マンションだと建物の一部しか所有できませんが、戸建ては土地ごと丸ごと自分の資産になります。
土地は時間が経っても価値が残りやすく、たとえ建物が古くなっても土地としての価値が下支えしてくれるんです。
たとえば、将来的に建て替えをして新しい家を建てたり、土地だけを売却したりと、選択肢もかなり広がります。
「いつか子どもに土地を残したい」「老後は土地を売って資金にしたい」など、将来のライフプランにも柔軟に対応できるのは強みですよね。
②間取りやリフォームの自由度が高い
戸建ては、間取りや内装、外観デザインまで「自分で自由に決められる」点が魅力。新築ならゼロから家族の希望を盛り込んでオーダーメイドできますし、中古でも好きなだけリフォームできちゃいます。
たとえば「吹き抜けのリビングが欲しい」「広いウォークインクローゼットが欲しい」など、細かなこだわりも戸建てなら叶えやすいんです。
壁を壊して部屋を広げたり、外壁や屋根を好きな色に塗り替えたり、将来的なバリアフリー化も思いのまま。
リフォームやDIYが趣味な方にとっても、「自由に家をいじれる楽しさ」がありますよ!
マンションだと管理規約で制限されがちですが、戸建ては自分の好きにできるのが良いところです。
③プライバシーが守られやすい
戸建ては、マンションに比べて「プライバシーが守られやすい」と感じる人が多いです。上下左右にお隣さんがいるわけじゃないので、生活音や物音で気をつかうことも少ないです。
自分だけの敷地があれば、家の前で洗車したり、庭で子どもと遊んだり、外からの視線も気にせず過ごせます。
「子どもの足音が気になる…」とか「隣人との距離感が近すぎる…」といった悩みからも解放されます。
実際、マンションから戸建てに住み替えた人の多くが「精神的なストレスが減った」と感じるそうです!
ご近所との距離感を大事にしたい方や、静かに暮らしたい方にこそ戸建ては向いていますよ。
④騒音トラブルが少ない
戸建ては「騒音トラブル」がかなり少ないのもポイントです。マンションだと、どうしても上下階や隣室からの生活音が気になったり、逆に自分の生活音が迷惑をかけないか気になったりしますよね。
戸建てなら「子どもが走り回っても平気」「夜遅くに洗濯機を回しても大丈夫」「ペットの鳴き声もご近所トラブルになりにくい」など、のびのび暮らせます。
最近は防音性が高いマンションも増えましたが、やっぱり気を使うことが多いです。
戸建てならではの「気楽さ」「自由さ」を感じるポイントとして、この騒音トラブルの少なさはかなり魅力的です。
⑤ペット・ガーデニングも自由
戸建ては、ペットを飼うのもガーデニングを楽しむのも、何の制限もなく思いっきり自由にできます。マンションだと「ペット不可」や「頭数制限」があったり、ベランダの利用もルールが細かいことが多いです。
でも戸建てなら、大型犬や多頭飼いもOK!自分の庭で家庭菜園やバーベキュー、ガーデニングも思いのまま。
最近はペットを家族の一員と考える人も多いので、「絶対ペットと暮らしたい!」という人には戸建てがおすすめです。
お子さんがいる家庭なら、お庭でプールやキャンプごっこもできちゃうのが嬉しいポイント!
マンションのルールやご近所の目を気にせず、のびのび自分らしい暮らしができるのが戸建ての大きな魅力ですね。
戸建てのデメリットについて
戸建てのデメリット
- メンテンナンスはすべて自分でやる
- 庭の管理が必要
- 二階建てだと老後に不安も
- セキュリティーに不安がある
- 駅チカの土地は割高
- 勧誘なども来やすい
メリットが多い戸建てですが、もちろんデメリットも存在します。住んでから「思ってたのと違う…」と後悔しないためにも、しっかり知っておきましょう!
①メンテナンス費用・手間がかかる
戸建ては「家も土地もすべて自分で管理する」必要があります。これが戸建て最大のデメリットとも言えますね。外壁の塗り替え、屋根の修繕、給湯器の交換、庭の草むしりなど、定期的にいろんなメンテナンスが必要です。
例えば、外壁の塗り替えだけでも10年に一度、100万円前後かかることも珍しくありません。屋根の葺き替えやシロアリ対策、排水管の掃除など、目に見えない部分まで自分で気を配らないといけないんです。
マンションだと管理会社が共用部の修繕や点検をやってくれますが、戸建てはすべて自分で業者を手配し、費用を準備しておく必要があります。
こうした「維持管理の手間やコスト」を軽く見ていると、思わぬ出費に悩まされることも多いので注意です!
②防犯対策が自分次第
マンションはオートロックや管理人、監視カメラなどセキュリティがしっかりしていますが、戸建てはすべて自分で防犯対策を考えなければいけません。玄関や窓の鍵、センサーライト、防犯カメラなども自分で選んで設置します。
「セキュリティに無頓着だと狙われやすい」「外から家の中が見えやすい」「不在時の防犯が心配」など、戸建てならではの悩みも多いです。
実際、空き巣被害の発生件数はマンションより戸建てのほうが高いと言われています。共働きや長期旅行の多い家庭は特に気をつけたいポイントです。
とはいえ、最近は高性能な防犯グッズも増えています。しっかり対策すればリスクはかなり減らせますよ!
③立地や利便性の選択肢が狭い
戸建ては土地を探すところからスタートするので、「希望するエリアに空き地や売地がそもそもない」というケースも多いです。特に都心や駅近エリアはほとんどマンションばかり。便利な場所で戸建てを持つのはかなり難しいのが現実です。
そのため、通勤・通学の利便性や駅へのアクセスなど、立地を重視する人にはちょっと不利になりがち。郊外の分譲地や、駅から遠い土地になることも多いですね。
また、スーパーや病院、公園など生活インフラが徒歩圏に揃っていないケースもあるので、特に高齢になってからの生活利便性にも注意が必要です。
「都心で便利な生活を送りたい!」という人はマンションのほうが圧倒的に選択肢が多いのが現実です。
④老後の管理・維持が大変
戸建ては、若い時はメリットを感じやすいですが、年齢を重ねるごとに「管理や維持が負担になる」ことも多いです。階段の昇り降りや、重い荷物の持ち運び、草むしりや雪かきなど、体力的にも大変になってきます。
また、老朽化した戸建ては「売りにくい」「資産価値が下がりやすい」などの問題も。子どもが独立して家が広すぎる、バリアフリー化に費用がかかる、といった悩みも出てきます。
老後は平屋やコンパクトな家に住み替える人も増えていますが、住み替え時に「なかなか売れない」「リフォーム費用が高い」といった声も多いです。
将来のライフプランを見据えて、「老後も管理できるか?」をよく考えておくと安心です。
マンションのメリットについて
マンションのメリット
- 駅チカなど立地が良い傾向がある
- オートロックや管理人ありなどセキュリティが充実
- 共有部のメンテナンスは管理会社におまかせできる
- 託児所やジムなどの共有施設がある場合も
- 宅配預かりやゴミ24時間出せるなど便利
- ワンフロアで老後も過ごしやすい
- 冷暖房の効率が良い
- 将来的に売却もしやすい
生活の便利さや安心感、将来の売却など、マンションならではの魅力をチェックしていきましょう!
①駅近や好立地が選びやすい
マンション最大のメリットは「駅近や好立地の物件を選びやすい」点です。特に都市部だと、駅から徒歩5分以内という物件がゴロゴロあります。毎日の通勤・通学、買い物や遊び、外食など、何をするにも便利な立地を選べるのがマンションの大きな強み。
周辺にはスーパーや病院、カフェ、公園など生活に必要な施設が徒歩圏内に揃っているケースが多く、子育てや老後の生活にもぴったりです。
「とにかく生活の利便性を重視したい」「都心での暮らしを満喫したい」人にとっては、マンションは選択肢が圧倒的に多いですよ。
利便性を第一に考えるなら、やっぱりマンションが強いですね。
②セキュリティ・防犯性が高い
マンションはセキュリティ面が充実しているのも特徴です。オートロックや防犯カメラ、24時間有人管理、管理人の巡回など、防犯設備が最初から整っています。
エントランスや各階ごとに鍵が必要だったり、不審者が入りにくい設計になっているので、一人暮らしの女性や子どもがいる家庭にも安心感が高いです。
共用部や駐車場も見守られていることが多く、戸建てに比べて空き巣や犯罪被害も少なめ。
「防犯対策はプロにお任せしたい」という方にはピッタリですね!
③管理・メンテナンスがラク
マンションの管理やメンテナンスは、基本的に「管理会社や管理組合がやってくれる」ので、とてもラクです。共用部の掃除や修繕、ゴミ出しルールの管理など、面倒なことは全部お任せできます。
自分でやるのは室内の掃除や設備のメンテナンスくらいでOK。仕事や育児が忙しい人でも、手間なくきれいな環境を維持できるのが嬉しいですよね。
また、トラブルや故障が起きたときも、管理会社に電話一本ですぐ対応してもらえることが多いです。
「忙しくて家の管理に手をかけられない」「お掃除が苦手」という方にもぴったりですよ。
④共用施設やサービスが充実
最近のマンションは「共用施設やサービス」がどんどん進化しています。ラウンジやキッズルーム、宅配ボックス、ゲストルーム、ジムやパーティールームなど、ホテルみたいな設備が使い放題という物件も珍しくありません。
宅配ボックスがあれば、仕事で忙しい人も不在時に荷物を受け取れて便利。キッズスペースやゲストルームがあれば、お友だちを呼ぶときも気兼ねなく使えます。
また、コンシェルジュサービスがあるマンションなら、クリーニングやタクシーの手配などまでやってくれることも!
こうした「暮らしの快適さ」をグンと高めてくれるのがマンションの醍醐味です。
⑤将来的に売却しやすい
マンションは「資産としての流動性が高い=売却しやすい」という特徴も見逃せません。特に駅近や人気エリアのマンションは、中古でも需要が多く、短期間で買い手が見つかることもよくあります。
大規模な修繕やリフォームをしなくても、そのままの状態で売れることも多いので、住み替えや転勤時にも安心です。
「将来、住み替えるかもしれない」「老後はコンパクトな家に移りたい」という人には、流動性の高いマンションがおすすめです。
ただし、築年数や管理状況によっては資産価値が下がることもあるので、その点だけは注意してくださいね。
マンションのデメリットについて
マンションのデメリットをチェックしていきます。
- 管理費や修繕積立金がかかる
- ペットやリフォームは制限あり
- 騒音トラブルがおきやすい
- 個人の庭はない(ガーデニングの制限)
- リフォームや修繕にも自由制限
- 高層だと地震時のエレベーターなど心配
- 一般的に収納は少なめ
マンションならではの「予想外のデメリット」もあるので、事前に知っておくと安心ですね。
①管理費・修繕積立金が必要
マンションは、毎月「管理費」と「修繕積立金」がかかります。管理費は、共用部の清掃や設備維持、管理会社への委託費などに充てられるお金で、一般的には月1~2万円前後です。
修繕積立金は将来の大規模修繕に備えて積み立てていくお金で、これも毎月1~2万円ほど。マンションによっては築年数とともに金額が上がっていくこともあり、住み続ける限りずっと支払いが発生します。
「住宅ローンを払い終えたら固定費が減る!」と期待していると、マンションだとこの維持費が意外と重くのしかかるケースも多いです。
また、駐車場代なども別途かかることが多いので、トータルコストをよく計算しておくのが大事ですね。
②ペットやリフォームに制限あり
マンションは、管理規約や細かいルールがたくさんあります。ペットの飼育はOKでも「大きさ・頭数制限」や「特定の動物NG」など条件付きのことがほとんどです。
また、リフォームも「構造壁は触れない」「窓や玄関ドアは変更不可」など、マンション全体の構造や景観に配慮した制限が必ずあります。
「自分好みにリノベしたい!」「大型犬と暮らしたい!」という人には、思ったより自由度が低いのがマンションのデメリット。
一方で、騒音やトラブル防止のためにルールがしっかりしているという安心感もあるので、どちらを重視するかよく考えたいですね。
③騒音トラブルが発生しやすい
マンション生活でよく聞く悩みが「騒音トラブル」です。上下階やお隣の生活音が気になることが多く、「子どもの足音」「夜中の洗濯機」「話し声」など、ちょっとした音が大きなストレスになることもあります。
逆に、自分の生活音がトラブルのもとになるケースもあるので、どうしても気を使いながら暮らす必要があります。
防音性が高いマンションも増えてきましたが、全く音が気にならない物件は少ないのが現実です。
「神経質な人にはつらい」「ご近所トラブルに発展しやすい」といった声もよく聞きます。
④資産価値の下落リスク
マンションの資産価値は、立地や築年数、管理状況などによって大きく変わります。特に郊外や駅から遠いマンションは、年々資産価値が下がっていく傾向が強いです。
築年数が古くなると「売りにくくなる」「リフォーム費用が高い」「管理状態が悪化しやすい」など、資産としてのリスクも増えます。
また、マンション全体で大規模修繕や建て替えの合意が取れないと、将来的に住み続けるのが難しくなるケースも。
将来の売却や資産価値の維持を重視するなら、立地や管理体制、築年数などをしっかり確認して選びましょう。
こんな人は戸建て・マンションどっちが向いてる?
こんな人は戸建て・マンションどっちが向いてる?という視点で解説します。
自分や家族のライフスタイルによって、向き・不向きがかなり変わるので、具体的に見ていきましょう!
①子育て世帯におすすめはどっち?
子育てファミリーにとっては「戸建て」が根強い人気です。理由は、やっぱり子どもが家の中や庭で元気に遊べること。周りに気兼ねせず、のびのび子育てしたい方には戸建てが断然おすすめ。
兄弟姉妹が多い家庭や、ペットと暮らしたい方、庭で家庭菜園やプールを楽しみたい方にはピッタリです。
一方、都心の利便性を重視するならマンションもあり。駅近マンションなら保育園や学校への送り迎えもラクですし、防犯性も高いので安心感があります。
「どちらが良いか?」は家族の人数や子どもの年齢、親の働き方によっても変わるので、実際の暮らしをイメージして選ぶのがコツですよ!
②単身・共働き世帯はどっち?
単身や共働き世帯には「マンション」が人気です。駅近の便利な場所で、通勤・通学の時間を短縮したい、家の管理や防犯をラクにしたいという人にはマンションが圧倒的に合います。
また、共用施設や宅配ボックス、管理人常駐など、忙しい人に嬉しいサービスが充実しているのもマンションの魅力です。
「掃除や管理が面倒」「帰りが遅くなりがち」「セキュリティが心配」という方は、間違いなくマンションを選ぶと暮らしやすいでしょう。
③老後の住まい選びは?
老後は「コンパクトなマンション」への住み替えを選ぶ人が増えています。階段のないフラットな間取り、エレベーター付き、駅近・病院近くという条件は高齢になるほどありがたみを感じます。
戸建ての場合は、管理や草むしり、階段の昇り降りなどが負担になることも多いので、バリアフリー化や平屋への住み替えを検討する方も多いです。
また、マンションは管理人や近隣住民がいることで、急な体調不良時も安心感があります。
「老後も自立して暮らしたい」「将来的に子どもと同居しない」場合はマンションの方が快適な場合が多いですね。
私の両親も、以前は戸建ての一軒家に住んでいましたが、70歳を超えてから家を売り、中古マンションへ引っ越して快適に暮らしてます。
以前の家は古いのもあり、隙間風が寒かったり、二階のベランダがきしんでいたりと気になる点も多かったんですよね。
④ライフプラン・資産形成で選ぶなら
資産形成や将来のライフプランを重視するなら、「土地が資産になる戸建て」も魅力的です。特に地価が上がり続けているエリアなら、将来的な値上がり益も期待できます。
一方、住み替えやすさ、流動性、資産の現金化を重視する人には「マンション」が有利。駅近や人気エリアなら中古でも高く売れやすいですし、住み替えのハードルも低いです。
「どちらが得か?」は、今後の住まいや家族の計画、資産運用スタンスによって大きく変わります。
不動産は「どこに住むか・何を大事にしたいか」で最適解が変わるので、ぜひ将来のこともじっくり考えてみてください!
まとめ|戸建てとマンションどっちがよいのか
戸建てとマンション、どちらが良いかは「何を重視したいか」で本当に答えが変わります。
自由度・土地の資産・家族でのびのび暮らすなら戸建て、駅近・利便性・管理のラクさや防犯重視ならマンションが人気です。
維持費や資産価値、老後の暮らし方まで考えると、それぞれメリットもデメリットもあります。
ご自身やご家族のライフスタイルや価値観を整理して、ぜひじっくり選んでみてください。
「どっちが正解?」ではなく、「自分に合う方はどっち?」という視点が大切です!
最新の住宅市場動向や制度も、しっかりチェックして後悔のないマイホーム選びをしてくださいね。
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