マイホームを手に入れるにあたって、予算が気になる人は多いですよね。
正直なところ、予算に糸目をつけないのであれば、新築・駅チカ・広々・庭付き・etc・・・などなど自分の理想の家が手に入りやすいのは当然です。
でも実際は限られた予算の中で、いかに自分の理想の家に近づけることができるかどうかにかかってきます。
そんなときに選択肢に入れたいのが中古物件です。
中古物件なら、一般的に同じ間取りや広さでも新築物件より手頃な価格になります。
そんな中古物件のメリット・デメリットを、新築物件と比較して見ていきましょう。
まずは新築物件のメリット・デメリットを見てみましょう。
新築のメリット
誰も使っていないという満足感・気持ちよさがある
床暖房や食洗機など新しい設備が標準装備なことが多い
長期のローンが組める
住宅ローンの控除など税金で優遇される場合もあり
自分好みのデザイン・設備が選べる
大規模分譲住宅の場合、子育て世代が多く仲もよくなりやすい
（道路が整備されていたり近隣に新しい公園や施設ができることが多い）
新築のデメリット
高い。同じ値段でも、中古に比べて狭く駅から遠い場所になることが多い。
エアコンや照明などの設備の費用もかかる
日当たりや風通しなど住んでみないとわからないことも多い
注文住宅の場合、完成まで時間がかかり、打ち合わせで疲れてしまうこともある。
大規模分譲地の場合、隣にどんな人が住むのかわからない。また子供が多くなるため、道路で遊ばせている道路族など問題になることもある。
中古物件のメリット
新築より値段は安めで、駅チカや間取りが広いなど有利な条件が多い
日当たりなどは体感できる
エアコンなどの設備がすでについている場合もある。
修繕歴など事前に確認ができる
近所にどんな人が住んでいるのか、設備や暮らしやすさを確認できる。
中古物件のデメリット
新築よりローンの期間が短くなる場合がある
メンテナンスやリフォームにお金がかかる
古い建物の場合耐震性に心配がある
設計書が残っていない場合、検査などに余計な費用がかかり高くつくこともある。
仲介手数料を払うため、新築よりも現金が多く必要になる場合もある
初めてマイホームを手に入れるという方にとって、新築であることにこだわりたい気持ちはとてもわかります。
ただ、視野を広げて中古物件も探してみると、自分の理想に近い物件があることもあります。
新築は自分の取り入れたい設備や間取りを選ぶことができますが、中古物件をリフォーム・リノベーションして自分の理想のすまいに整えるには有効ですよ。
新築だけにこだわらずに、様々な物件にアンテナを張っておくことが、理想のすまいを手に入れるために必要です。
